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【取材】1日3組限定、西伊豆・土肥の名家をフルリノベーションした「LOQUAT西伊豆」で、温泉・美食を満喫する旅
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【取材】1日3組限定、西伊豆・土肥の名家をフルリノベーションした「LOQUAT西伊豆」で、温泉・美食を満喫する旅 LOQUAT西伊豆(静岡県/西伊豆)

西伊豆・土肥にて築300年の歴史を持つお屋敷をフルリノベーションして誕生した「LOQUAT西伊豆」。敷地内にはレストラン、ジェラテリア、ベーカリーなど魅力的な要素がいっぱいです。そんな本館より車で約5分の場所に「極上別邸スイート 勝呂邸」が2022年7月にオープンしました。築100年を超える古民家を再生して作られた184平米を誇る施設内にはこだわりの要素が詰まっています。今回一休コンシェルジュ編集部では、新しく誕生した新客室を中心に「LOQUAT西伊豆」の魅力を取材してきました。

細部にまでこだわり溢れる184平米の贅沢なヴィラ「勝呂邸」

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

本館より車で約5分の場所に位置する新客室「極上別邸スイート 勝呂邸」へは、本館でチェックイン後、宿の送迎車で向かいます。緑溢れる川のほとりに佇む一棟貸切の宿は、旅館や民家に囲まれた本館とはまた一味違う、プライベート感溢れる空間が広がります。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

「SUGURO」というお部屋名は、古民家の元所有者である「勝呂(すぐろ)」さんの姓をそのまま使用したものだそう。土肥エリアに多いアイコニックな姓だそうで、あえてそのまま残すことで地元の方にも親しみを感じて欲しいという気持ちが込められています。

敷地内に足を踏み入れると、立派な邸宅の前には美しい日本庭園が。庭園は、駿河湾の奥に広がる連峰と、海と山が重なる美しい土肥の風景を表現しているそう。お部屋の中から見て手前が海を表し、中央に置かれた4トンの小松石は駿河湾に浮かぶ舟を表現しているとのこと。奥は山の景色に見立て、青々と茂る木々や、美しく広がる苔が侘び寂びを感じさせてくれます。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

184平米を誇る客室は2階建てとなっており、1階にはリビング、ダイニング、寝室、和室、テラス、露天風呂とハマム、そして2階には書斎を配しています。エントランスを入ると圧倒的な開放感。ふかふかのスリッパが嬉しいです。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

床はシックなタイルで仕上げていますが、館内は全て床暖房!これからの寒くなってくる時期でも快適に過ごせそうです。

手前にはダイニングテーブルとチェア、そして奥には寛ぎのリビングスペースを配しています。

伊豆の桜の木を使用して作られたというオリジナルの一枚板のテーブルは、自然のぬくもりを感じさせる逸品。

国際的なプロダクトデザイン賞である「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞したという「KOMA」の「cocoda chair」との組み合わせがモダンでスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。

オリジナルのソファはごろんと寝転ぶこともできるサイズ感。ソファからは伊豆天城の山々の景色を楽しめました。

ウェルカムドリンクは、スパークリングワインなど贅沢にも3種類!心遣いが嬉しいですね。

こちらはポータブルTV、ソファで横になりながら、ベッドでも好きなところでTVを見ることができます。嬉しいのは防水仕様なので、温泉に浸かりながらTVを見ることも叶います。

白枇杷を使ったオリジナルアメニティも充実。まずは白枇杷の葉から作られたお茶「ほわっとびわ茶」。白枇杷の葉を丁寧に火入れし、こだわりの遠赤外線火入れ製法で作ったお茶は、風味もまろやか。原料となる白枇杷の葉にはアミグダリン、タンニン、サポニン、クエン酸、ぶどう糖の有効成分があるそうで、疲労回復、利尿作用、糖尿病予防、アレルギー改善など様々な症状にも効果的とのこと。

ベッドルームには、ゆったりと休めるセミダブルサイズのシモンズ製ツインベッドが用意されています。

ベッドサイドには、木のぬくもり溢れる優しい光のライトが。

そしてハンガーラックがあり、ちょっとした羽織ものなどをかけられて便利です。

寝室の隣の和室スペースにはチェアが配されていますが、宿泊人数に応じて、こちらのお部屋にベッド2台を追加で用意することも可能なため最大4名まで宿泊できます。

ゆったりと日本庭園の景色を満喫するのにぴったりなお部屋ですね。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

お風呂は川のせせらぎを聞きながら、対岸に広がる緑を満喫できる露天風呂で、西伊豆最古の温泉と言われる土肥温泉をどうぞ。土肥温泉の主な泉質は塩化物泉、硫酸塩泉などで、神経痛、リウマチ、筋肉痛のほか、高血圧、動脈硬化などに効能があると言われています。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

夜になると対岸の緑がライトアップされるそうなので、幻想的な景色を眺めながらゆったりと温泉を満喫してください。

ダブルシンクの洗面スペースは、地元の土を使った土壁に包まれた開放感溢れる空間。

土肥の名産枇杷を使ったものをはじめ、こだわりのアメニティが豊富に揃っていました。ネイビー色のパンフレットに白枇杷アメニティの詳細が記載されています。

右側のピンク色の布は、枇杷の枝を使って手染めで作られているあずま袋。こちらは使用したものをお持ち帰りできるそう!

アメニティのシャンプー、トリートメントは、「Takakura」の「余 [yo]」シリーズ。
従来のヘアケア製品に含まれてきた人工的な成分をできる限り削ぎ落し、本当に必要な成分だけを取り入れたシャンプー・トリートメントだそう。天然由来100%実現のため、防腐剤、保存料、抗菌剤など使っておらず開封後は3ヶ月で使い切ることが推奨されているそう。

ドライヤーは、ダイソンのブラックカラータイプ。希少なカラーなので入手するのが難しいとか。

手前の瓶は白枇杷のエキスから作られたトリートメントオイル。奥の箱は、白枇杷のエキスから作られた石鹸です。石鹸は、赤ちゃんはもちろん敏感肌の人も使用できる優しい素材でできているので安心。洗った後のしっとり感を満喫して。

タオルやバスローブは、こだわりの「モラルテックス」製。「モラルテックス」のタオルは、原料の選定から製造におけるプロセスにおいて、社長の鳥山氏自ら産地に赴き納得したものだけを使って作っているそう。環境や人間に優しいのはもちろんのこと、不純なものを全て除いたというタオルは、吸水性も抜群です。宿泊者からも人気のタオルだそう。

露天風呂の隣には、無料で使用できるリラクゼーションサウナ(ハマム浴)も完備。

木の葉型ベッドの下でハーブを蒸すと、スチームの遠赤外線効果で血行が促進され、汗と共に老廃物を体外へ排出するのを促してくれるとのこと。ハーブにももちろん枇杷の葉を使用!冷え性改善やダイエット効果はもちろん、腸・婦人科系の活性化、美肌・美髪効果、その他心身を癒し、ストレス緩和にも効果があるとのこと。露天風呂でもハマム浴でも目一杯リラックスできそうです。

夕食は、通常プランでは本館のレストランでのお食事になりますが、出張シェフ付ディナープランを予約すれば、お部屋でのディナーも楽しめます。本館レストランから料理長自らが赴き、ゲストのためだけに腕をふるってくれるそう。なんとも贅沢ですね!

プロ仕様の調理機器をはじめ、ワインセラーまで揃った本格的なオープンキッチン。目の前で織りなされるシェフ特製のイタリアンを、完全プライベートな空間で満喫できます。特別な日の演出にも、子供連れのゲストにも嬉しいサービス。

オープンキッチンの下の冷凍庫には、本館で販売している「GELATO&BAKE SANTi」のジェラートがずらり。敢えて固定のメニューは設定をしておらず、季節ごとに旬の素材をできる限り近隣の生産者さんから仕入れ、ジェラートにしているそう。保存料・香料・着色料などの人工添加物を一切使わずに作られるジェラートは、素材本来の甘味がぎゅっと詰まっています。無料で何個も食べられると、口コミでも大好評!

冷蔵庫の中には、静岡県茶、静岡県内のクラフトビール、静岡県のフルーツジュースなど地元産のものをはじめ、シャンパンなども用意されています。これらも全て宿泊代に含まれているのは嬉しいですよね。

飲み物と合わせて、シェフ手作りのおつまみも用意されています。チェックインそうそう、おつまみと一緒にお酒を飲みたくなってしまいます。

こんなお洒落な栓抜きも。奥の木蓋の容器にはジェラート用のスプーンが入っています。細部にわたりこだわりが感じられます。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

テラスへ出ると目の前には緑が広がり、川のせせらぎが聞こえてきます。

再生可能資源を使用し、有害物質の排出が無いバイオエタノール暖炉も設置されていました。スタイリッシュな見た目も素敵ですが、すすや臭いを気にすることなく、自然を感じながら炎の揺らぎを楽しめるのは良いですよね。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

玄関横にある階段から2階へ。手前にある椅子はリノベーション前の家屋より出てきたものを磨き上げて再生させたというアンティーク家具。とっても味があります。

厳選されたレコードや書籍を手に取りながら、ゆったりとした時間を過ごすのも粋ですね。

築100年以上の土蔵を活かしたシックで落ち着いた客室「三ノ蔵」

次に見せて頂いたのが、本館にある「三ノ蔵」。築100年以上の土蔵を活かした2階建ての客室です。エントランスには数字の3と枇杷をモチーフにしたマークがあしらわれています。

エントランスにある下駄がなんとも可愛らしい。静岡市葵区の下駄メーカー「mizutori」が作る現代的にアレンジされた下駄は、お洒落で普段使いしたくなっちゃうほど。

明治から昭和にかけては、佐渡金山に次ぐ日本第2位の産出量を誇る土肥鉱山があったことから、ルームキーにも金をイメージしたデザインがあしらわれていました。ここにも土肥ならではの特徴が反映されています。

全体的にシックで落ち着いた雰囲気。もともとの梁を残した吹き抜けの造りは開放感があります。

階段で2階に上がると、100年以上の歴史を重ねた伊豆溶岩の壁が目に留まります。ライティングが絶妙で、まるで秘密基地のような寝室。

昔から蔵にあった桐箪笥をリメイクしたもの。細かなところにまでデザインが施されており、とってもお洒落でした。

客室併設の露天風呂は、非常に開放感のある造り。土肥温泉の源泉を掛け流しで満喫できます。

夜は星空のもとゆったりと湯浴みをすれば、寛ぎのひとときを過ごせそうですね!

こちらのお部屋にも、こだわりのアメニティがずらり。お風呂上りのケアもばっちりできそうです。

レストランやベーカリー、ジェラテリアが集合した母屋

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

最後に見学させていただいたのは、大きな瓦屋根の日本家屋を改装したイタリアンレストラン「Takeru Quindici LOQUAT西伊豆」。築300年の邸宅の良さを活かし、障子の枠やガラスはそのままにリノベーションしています。木の温もりに落ち着きを感じる素敵な雰囲気です。

©Photo by Masato Kawano(Nacasa & Partners Inc.)

プロデュースを務めるのは、北鎌倉に本店を構える「Takeru Quindici」のオーナーシェフ・頭山威見氏。そして、料理を担当するのは、イタリアンの名店「アロマフレスカ」などで料理長を務めた経験のある大関淳士氏。

駿河湾の新鮮な魚介類はもちろんのこと、天城の野菜や肉など、アミューズからデザートまで、地元食材をフル活用したイタリアンを楽しめます。

こちらは宿自慢のピザ窯。天城山で採った薪を使い、2時間かけて400~500度まで温めるそう!イタリア産と国産の小麦をブレンドしたピザ生地は、耳まで美味しく食べられるとのこと。ランチは地元のお客様にも多く利用してもらっているそう。

厨房を覗くとシェフがディナーの仕込みをされていらっしゃいました。

今回の取材では残念ながらベーカリーとジェラテリアは見学できませんでしたが、こだわりが詰まったパンとジェラートは宿泊ゲストをはじめ、地元のお客様にも大好評だそう。
人気のパンは売り切れてしまう場合も多いようなので、気になる方は早めの時間に訪問するのがおすすめです。

今回は、新しくできた「勝呂邸」を中心に、レストラン「Takeru Quindici」と「三ノ蔵」を取材させていただきました。それぞれ古き建物の良さを現代風に活かし、土肥という地域の文化や伝統と調和するようなこだわりが随所に見受けられました。きっと1泊では足りない、魅力がたくさん詰まった「LOQUAT西伊豆」で充実した休日を過ごしてみませんか。

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LOQUAT西伊豆

静岡県/西伊豆

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