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【取材】箱根を代表する名宿に露天風呂付の別邸が誕生!自然と調和する建築美と多彩な客室の魅力
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【取材】箱根を代表する名宿に露天風呂付の別邸が誕生!自然と調和する建築美と多彩な客室の魅力 強羅花壇(神奈川県/箱根強羅温泉)

旅好きな人であれば、一度は名前を聞いたことがあるであろう「強羅花壇」。明治・大正期に政財界人や文人の別荘地として栄えた強羅温泉の旧閑院宮別邸跡地に佇む、日本を代表する名旅館です。
古き良き日本の文化を継承しながらも、時代の変化やニーズに合わせて進化を続け、2021年4月には2つの客室が誕生!更に、2022年5月にはスパエリアがリニューアルオープンしました。
1952年(昭和27)年の創業から70年を迎えた現在も、多彩な魅力で国内外からのゲスト達を魅了している「強羅花壇」を、編集部が取材させていただきました。

駅近のロケーションながら豊かな自然と静けさに包まれた箱根の別天地

宿があるのは、箱根登山鉄道の終着駅・強羅駅から徒歩で約3分。踏切の先に見える「強羅花壇」の屋号と、木々の合間から見える赤い屋根の洋館が目印です。

坂を下ると先ず見えてくるのが、優雅さとレトロな雰囲気を併せ持つ洋館。「ハーフティンバー」と言われる梁や柱が外観に出ている西洋の木造建築で、閑院宮載仁親王が、避暑のための別荘として使用していたものです。1930年(昭和5年)竣工当時の雰囲気をそのままに、現在は「懐石料理『花壇』」として営業しています。

宿のエントランスはその先に。傾斜地を活かした約5,000坪にも及ぶ敷地に建つモダンな建築は、エントランスからその全容をほとんど見ることはできません。

玄関までの長いアプローチは、苔庭と石畳が特徴的。正面には箱根の山々を一望し、歩くだけで四季を感じられるのはもちろん、これから始まる滞在への期待を高めてくれます。

玄関の横には、厳格な審査をクリアしたレストラン・ホテルのみが加盟できる権威ある会員組織「ルレ・エ・シャトー」のプレートが飾られています。

フォトスポット満載!箱根の自然と建築美が調和した和モダン空間

館内に入ると一気に視界が広がり、床や窓、天井など、至る所にあしらわれた格子のデザインも相まって、開放感と非日常感に満たされることでしょう。
1989年(平成元年)の全面リニューアルで生まれ変わったこの本館は、和の意匠と洋のエッセンスが融合した建築も魅力のひとつです。

「展望ロビー」と呼ばれているだけあり、窓の外には、ゲストの心を掴む美しい景色が広がっています。深みのあるツヤが美しい床には、タイルではなく瓦を使用。照明や自然光の加減で見え方が変わり、景色の美しさを引き立てています。

展望ロビーから階段を下りると現れるのが、宿の象徴のひとつである「柱廊」です。真っ直ぐに伸びる廊下は、長さ120メートル。両側の壁がガラス張りになっているので、ここを歩くことで、景色を目で見たり、暑さ寒さを肌で感じたり、日本の四季に触れることができます。廊下ひとつにも、日本の文化を継承していきたいという想いが込められているそうです。

柱廊の途中には、ドリンクや軽食をいただける「ラウンジ『花影』」や、

ライブラリーを併設した「サロン『青嵐』」があり、庭や箱根の雄大な景色を眺めながら、思い思いの時間を過ごせます。

柱廊の先端には、竹林の緑とすぐ側を流れる渓流の水音に包まれるような「月見台」。ここもまた宿を象徴する場所であり、ゲスト達の憩いの場となっています。

暗くなるとライトアップされ、日中とは違う雰囲気を楽しめます。

柱廊の外や敷地内には、瓦を使ったオブジェやデザイン性の高い鬼瓦が飾られており、散策をしながら探してみるのも楽しみ方のひとつです。

2021年4月誕生、日本庭園を一望する露天風呂付の別邸客室

離れ貴賓室「花香」
離れ「泉心」

「強羅花壇」の客室は全41室。本館客室を始め、2010年に誕生した離れ貴賓室や、2013年に改装した離れなど、どの客室もそれぞれに趣向を凝らしているだけあり、リピーターのお客様は、自分好みのお部屋を四季折々で選ばれる方が多いそう。
2021年4月には2つの新客室「曙」「暁」が誕生。本館2階にあった5部屋の食事処が、別邸客室としてリニューアルしました。早くも、お部屋を指定して連泊・リピートされるお客様もいらっしゃるそうで、人気の高さが伺えます。

新客室の別邸「曙」「暁」があるのは、この扉の先。「別邸」と言うだけあり、館内にありながらも、まるで隠れ家のような雰囲気です。

一休.comでは、2つある別邸客室のうち「曙」を予約することができます。

広さ約70平米の室内は本間8畳と奥の間10畳という間取りで、木の温かみを感じられる空間。夫婦やカップルなど、2名での宿泊に丁度良い広さです。

一番の魅力は、何と言ってもお部屋からの眺望。「曙」「暁」共に専用の前庭に面しており、この美しい枯山水庭園の景色は、別邸宿泊者だけの特権です。

枯山水庭園には、強羅の土地の特徴でもある岩石を配置。緩やかな苔の斜面は、背後にそびえる山々との一体感を生み出しています。
緑鮮やかな夏、赤や黄に色付く秋、薄っすらと雪が積もる冬、そして春には枝垂れ桜や梅などの花々が咲き、お部屋に居ながらにして、箱根の自然が魅せる多様な四季の表情を堪能できます。

そんな自慢の景色をより楽しめるように、室内には「庭のしおり」という冊子があり、季節毎の見頃の花や、庭園の木々が紹介されています。

窓に向かって配置されたベッドに寝転んで景色を楽しめるのも、このお部屋ならではの贅沢です。

もうひとつの魅力は、濡縁に設けられた露天風呂。職人手造りの石の湯船は、大人2人で入れるほどのゆとりある広さで、敷地内から湧く自家源泉が掛け流しで注がれています。

ダブルシンクの洗面台には、中央に女優ミラーを備えたメイクスペースも。

アメニティは全室共有で、シルクをベースに開発されたラグジュアリーブランドの「SENSAI」や、和漢植物を使ったスキンケアブランド「福美水」など。合わせ菊の紋が目を引きます。

内風呂はありませんが、サウナ付のシャワーブースも備わり、癒しのひとときを叶えてくれます。

季節に合わせて選びたい、それぞれに趣向が異なる多彩な客室

他にもいくつかお部屋を見せていただいたので、一部をご紹介します。
本館5階にある「バルコニー付貴賓室」は、名前の通り広々としたバルコニーが特徴的。2011年のリニューアルで誕生したお部屋です。

テラスで過ごすのが心地良い季節や、紅葉の時期には特に人気が高いそう。もともと食事はお部屋食ですが、リクエストすればテラスで朝食をいただくこともできます。

本館4階にある「スチームサウナ・ジャクジー付貴賓室」は、ジャクジー機能が付いた檜の内風呂とスチームサウナルームを備えた貴賓室で、こちらも2011年に誕生。

広々としたウェットエリアは、床暖房になっており、足元が暖かいだけでなく、濡れてもすぐに乾くので安心です。

シャワーブースの隣には、個室のスチームサウナ。
昨今、サウナ人気が高まっていますが、ブームに先駆けてサウナ付客室を導入されていたことに驚きました。

同じく本館4階にある「展望檜風呂付貴賓室『山吹・鈴蘭』」。
扉を開けると廊下の先に美しい景色が見えるという計算されたデザインに、心を掴まれました。

景色に導かれるように廊下を進むと、その先は、樽型の大きな檜風呂を備えたウェットエリア。窓を全面開放することが出来るので、室内で入浴しながら箱根の自然との一体感を堪能できます。

どのお部屋もそれぞれに特徴があり、景色の見え方も様々。季節やお部屋を変えて何度も訪れるお客様が多いことにも納得です。

2022年5月リニューアルオープン!スパ・温水プール・ジムが揃うスパエリア

続いて、2022年5月にリニューアルオープンしたスパエリアを見せていただきました。
「強羅花壇」にはもともと「サロン『紅葉』」「KADAN SPA」と、趣の異なる2つのスパ施設がありますが「サロン『青嵐』」に併設していた「KADAN SPA」を、温水プールやフィットネスジムがある本館1階に移設。リラクゼーション施設を集約したスパエリアが誕生しました。

3室の個室のトリートメントルームを有する「KADAN SPA」は、伝統的な「和」の設えを基調としたデザイン。各部屋にソファとクローゼットがあり、トリートメントの前後もゆっくりと寛ぐことができます。
3室のうち1室には、専用のシャワーブース付。そして別の1室は、体の大きな方でも利用できる大きめサイズの施術台を備えています。

客室のアメニティにも採用している「SENSAI」や、疲労回復に効果があり、一流アスリートにも愛用されている「高濃度酸素オイル」などの製品を使った「KADAN SPA」ならではのハンドテクニックに癒されましょう。

「KADAN SPA」の隣には、一年中利用可能な室内温水プールがあります。ガラス天井から光が差し込む開放的な造りで、まるで海外のリゾートホテルのよう。

屋外にはジャクジーバス。

更に室内には、低温ミストサウナ「ハマム」も備わります。充実の設備とデザイン性の高さが、日本のゲストはもちろん、海外からのゲスト達にも喜ばれることでしょう。

各種トレーニングマシーンを取り揃えたフィットネスジムは、今後リニューアルを予定しているそう。
また、移設前の「KADAN SPA」があった場所には、ワーキングスペースを造られるそうで、今後も、時代の変化やお客様のニーズに寄り添い「強羅花壇」の進化は止まりません。

箱根の雄大な自然に囲まれて、非日常の寛ぎと癒しを叶えてくれる「強羅花壇」。
お客様の居心地の良さを追求し、古き良き日本の文化を継承しながらも進化を続ける姿勢に、日本を代表する名旅館としての誇りやこだわりを感じられました。
老舗ならではの変わらない魅力と、老舗だからこその変化する魅力を体感しに、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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強羅花壇

神奈川県/箱根強羅温泉

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