東京から約2時間、人気温泉地の箱根・強羅エリアに位置する「KANAYA RESORT HAKONE」。日本のホテル界を大きく牽引した、ジョン・カナヤこと金谷鮮治の思いを受け継ぐ森の別邸です。今回は、一休コンシェルジュ編集部が現地で取材を実施。ホテル内最上級のスイートルームをメインに、ホテルの魅力をご紹介します。
目 次
日本のホテル業界の先駆者・金谷鮮治の思いが息づく、森のリゾートホテル


日本最古のリゾートホテルの創業者を祖父にもち、自らも「鬼怒川金谷ホテル」の創業者として日本のホテル業界の躍進に貢献したジョン・カナヤ。1977年に病でこの世を去った彼の思いや哲学は、今もなお「鬼怒川金谷ホテル」を筆頭に旅館やホテル、レストランというかたちで受け継がれています。

「KANAYA RESORT HAKONE」は、そんな彼のスピリットをおもてなしとして享受できるリゾートホテル。強羅駅のほど近く、箱根の豊かな自然に囲まれたプライベート空間です。取材当日、箱根の山々を見渡しながらエントランスへ向かいました。
美しいスカルプチャードグラスに彩られた、エントランス&フロント


館内へ一歩足を踏み入れると、まず目に入ったのが色鮮やかなスカルプチャードグラス。フランスのステンドグラス作家・ガブリエル・ロワールの作品です。「鬼怒川金谷ホテル」などの系列ホテルにも、ロワールのアートが所有されています。
まずは、ホテル内で最上位の客室となる「John Kanaya Suite」へ


最初に見学したのは、ジョン・カナヤの名を冠した「John Kanaya Suite(ジョンカナヤ・スイート)」。一室のみ、最上位タイプの客室で約113平米と、ゆとりたっぷり。スタイリッシュな空間に、上質な調度品や絵画などが散りばめられています。


窓が大きく開放感溢れるリビングには、ソファスペースはもちろん、ダイニングテーブルやシンクも完備。テーブルの上にはビターチョコを挟んだクッキー「かなやの和風チョコサンド」と、「金谷ホテル観光グループ」のショコラトリー「JOHN KANAYA」のフィナンシェが用意されていました。

窓からの眺め。左側に見える屋根付のベンチスペースは「フォレストテラス」。
朝の散歩など、外へ出た際に利用してみるのも良さそうです。

続いて、客室内のアメニティをチェック。コーヒーメーカーはイタリアの「Caffitaly System(カフィタリー・システム)」のもの。

コーヒー用のカプセルのほか、ホテルオリジナルの煎茶・和紅茶・ほうじ茶のパックも。さらにドリップコーヒーも用意されていました。


引き出しの中にはグラス類がずらり。

冷蔵庫には、お茶とみかんジュース、そして煌びやかなラベルが目を惹くオリジナルラベルのクラフトビールが。すべて無料でいただけます。


リビングをひと通り見た後は、ベッドルームとバスルームへ。ホテル内すべての客室に置かれているのは、英国御用達ブランド「スランバーランド」のベッド。ゲストの快適な眠りをサポートしてくれます。

ヘッドボードの上には、ジョン・カナヤにまつわる本が。フレンチの鉄人シェフとして広く知られる坂井宏行氏とのストーリーが書かれているのだそう。
滞在の際に読んでみるのも面白そうですね。


リビングだけでなく、ベッドルームにもテレビスペースが。
ドレッサーもあり、ゆっくり身支度を整えられそうです。


クローゼットには、ホテルのロゴが入ったバスローブとセパレートタイプのパジャマがありました。

ベッドルームの横に洗面台とシャワールーム、そして露天風呂が。
洗面台は同じデザインのものが2つ向かい合うかたちで設えられています。


ドライヤーやカールアイロンなどは、すべて人気ブランド「ReFa(リファ)」で統一。プロも使用するアイテムを、滞在中に試せるのは嬉しいですね。スキンケアは「雪肌精」でした。そしてホテルのロゴが入った、ふかふかのタオルも。

全室に掛け流しの温泉風呂が付いているのも「KANAYA RESORT HAKONE」の特徴。十和田石で造られた浴槽に注がれるのは、美肌の湯としても知られる大涌谷温泉です。

露天風呂の横にはソファやデイベッドを完備。
取材時のように開放的な空の景色を楽しめるのも気持ちいいですが、新緑や紅葉など季節ごとの自然の風景を眺めるのもまた良し。おこもり時間が捗りそうですね。


レインシャワー付のシャワールームには、ラグジュアリーホテル専用ブランド「TAYIV(タイヴ)」のシャンプーやボディーソープが。ホワイトティーの香りが爽やかです。ハンドシャワーのヘッドはもちろん「ReFa」。
人気のテラス付客室「Terrace Deluxe」


もう一部屋、別タイプの客室も見せていただきました。
「Terrace Deluxe(テラス・デラックス)」は、その名のとおり広々としたテラスがある客室。アメニティ類は、先述の「John Kanaya Suite」と同じものが用意されています(ドライヤーを除く)。


テラスに椅子とテーブルがあるだけでなく、室内にも窓際にデイベッドが置かれているため、外の景色をゆっくり眺めることができます。


こちらの客室は、洗面台が2つ並ぶかたちで配されていました。
シャワールームは「John Kanaya Suite」とほぼ同じような造りです。

露天風呂からの眺望は先ほどと異なり、より景色に溶け込むような眺め。
鳥のさえずりをBGMに、心ゆくまで温泉を堪能できます。
ラウンジ&バー「サロン・ド・ロワール」は、落ち着きある大人の空間

客室を見せていただいた後は、1階のフロント横にあるラウンジ&バー「サロン・ド・ロワール」へ伺いました。

落ち着きのある照明とモダンな家具に彩られた大人の空間。
夜にバーとして利用できるだけでなく、チェックイン時にウェルカムティーをいただくこともできます。

一枚板のカウンターの片隅には、遊び心溢れる装飾が。椅子に掛けられたままのジャケットやハット、シガーにチェス……まるでジョン・カナヤが座っていたかのような雰囲気です。

バータイムにはオリジナルのカクテルや洋酒をはじめ、様々なお酒を楽しめるほか、ショコラなどのスイーツもいただけます。

チェックイン時に提供されるハーブティーとクッキー。クッキーは「金谷ホテル観光グループ」の、カフェ併設の焼き菓子店「金谷菓子本舗」の商品です。お土産に購入される方も多いのだそう。
レストラン「西洋膳所 JOHN KANAYA」で、金谷流の創作フレンチを

続いては、地下1階にあるレストラン「西洋膳所 JOHN KANAYA」へ。ジョン・カナヤがオーナーを務めていたレストラン「西洋膳所ジョンカナヤ麻布」の哲学を継承しながら “和敬洋讃”をコンセプトにした料理を提供しています。


入口では、エントランスと同じくガブリエル・ロワールのスカルプチャードグラスがゲストを迎えてくれます。レストランは、大谷石の質感をアクセントにしたモダンなデザインが特徴。窓の外には木々の景色が広がります。


レストランで振舞われるのは、四季折々の旬の食材を活かした金谷流の創作フランス料理。箸でいただけるメニューには和のエッセンスが落とし込まれており、至るところに粋な演出が隠されているのだそう。

ワイン通であったジョン・カナヤ。レストランでは、ソムリエが料理に合うとっておきのワインをセレクトしてくれます。美酒佳肴に酔いしれる、素敵なディナータイムを過ごせることでしょう。
個性溢れるオリジナルアイテムが揃った、スーベニールコーナー

最後はスーベニールをチェック。系列店にショコラトリー「JOHN KANAYA」を持ち、スイーツにも好評を博す「金谷ホテル観光グループ」。ショコラをはじめとする自慢のアイテムは、客室やラウンジ&バーでいただけるのはもちろん、お土産に購入することも可能です。


ジョン・カナヤが好んだシガーをモチーフにした「葉巻ショコラ」や、彼の絵が描かれたドリップコーヒーなど、個性溢れるアイテムがたくさん。旅の思い出として購入してみてはいかがでしょう。

箱根・強羅の森に囲まれた「KANAYA RESORT HAKONE」。ジョン・カナヤの思いを受け継ぐホテルには、大人の休日にうってつけの穏やかな空気が漂っていました。
日頃の疲れを癒す上質なおこもりステイを体験しに、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
KANAYA RESORT HAKONE
神奈川県/箱根 仙石原
【期間限定プランのご紹介】

「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ × KANAYA RESORT HAKONE」
3月1日(金)~3月3日(日)の3日間限定となる、コラボレーション 宿泊プランを販売中です。


ニコライ・バーグマン氏が、ガーデンで育てた植物と春の旬の花々を取り入れたフラワーインスタレーションで、館内からお料理まで華やかな彩りで演出。
夕食は、料理長の増井睦 (ますい あつし)氏が、ニコライ・バーグマン氏の作り出したフラワーボックスからアイデアを膨らませたフランス料理。「KANAYA RESORT HAKONE」ならではの和敬洋讃(和を敬い、洋を讃える)をベースに、フラワーデザインを盛り込んだ見た目にも美しい料理は必見です。
限定プランはこちら:ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ コラボレーション












