まるでタイムスリップしたかのような雰囲気で滞在を楽しむことができる「クラシックホテル」。 建設当時の知恵と技術を費やした意匠は、目を見張るものがあります。 ホテルを知り尽くしたスタッフの目線で語る、ホテルの歴史や見どころ、おすすめな過ごし方をインタビュー形式でご紹介。 長年培われてきたおもてなしに癒される、時間旅行に出かけてみませんか。
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クラシックホテルとは?
明治時代を皮切りに、全国各地に作られたクラシックホテル。その歴史と、クラシックホテル好きの編集メンバーがおすすめする見どころやおすすめの過ごし方をご紹介します。
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奈良ホテル(奈良県/奈良)
1909年、国賓や皇族をもてなす”西の迎賓館”として開業した「奈良ホテル」。東京駅の駅舎などを手掛けた辰野金吾が設計し、当時の建設費は鹿鳴館の約2倍をかけて建てられたと言われています。和洋折衷の建物は「美術館のようなホテル」と称されることも。奈良公園に隣接しており、観光にも至便。興福寺などの世界遺産をはじめとする多くの名所が、徒歩圏内に点在しています。
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万平ホテル(長野県/軽井沢)
1764年に旅籠「亀屋」として開業した「万平ホテル」。その後軽井沢の雰囲気がイギリスに似ていると外国人からの評価が高まったことを受け、1894年に軽井沢初の西洋式ホテルとして生まれ変わりました。館内の史料室には、常連だったジョン・レノンが弾いたピアノや、田中角栄とヘンリー・キッシンジャーが会談の際に座った椅子など、貴重な品々が展示されています。
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雲仙観光ホテル(長崎県/長崎・雲仙)
九州唯一のクラシックホテル「雲仙観光ホテル」が開業したのは1935年。風光明媚な雲仙が、日本で初めての国立公園に指定された翌年のことです。木立に囲まれた石畳の先にそびえる赤い屋根が印象的なホテルは、スイスの山岳地方に見られる「シャレ―」とよばれる建築様式を取り入れた山小屋風の佇まい。登録有形文化財や近代化産業遺産に選ばれている、歴史的建造物です。
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日光金谷ホテル(栃木県/日光 )
現存する日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」。1873年に誕生した一軒の民宿から始まったホテルは、観光地としての日光の発展を支え続けています。「本館」「新館」「別館」「第二新館」の4棟すべてが、建てられた当時の趣を色濃く残しており、その時代にタイムスリップしたかのような感覚に。1936年の改装前からあったと言われている回転扉を通れば、時間旅行が始まります。
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富士屋ホテル(神奈川県/宮ノ下)
1878年に、箱根・宮ノ下に開業した日本初の本格的リゾートホテル「富士屋ホテル」。創業者の山口仙之助が築いた洋館から増改築を経て、1997年には建物の多くが登録有形文化財に登録されました。2年以上に及ぶ大改修を実施し、2020年にリニューアルオープン。受け継がれてきた意匠やおもてなしの心はそのままに、新たな「富士屋ホテル」として生まれ変わりました。
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