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【滞在記】山形・赤湯温泉に佇む“人と湯”に癒されるモダン宿
クローズアップ

【滞在記】山形・赤湯温泉に佇む“人と湯”に癒されるモダン宿 山形座 瀧波(山形県/赤湯温泉)

山形新幹線「赤湯駅」から車で約5分。開湯925年という歴史と伝統を誇る赤湯温泉が湧き出る地に佇む「山形座 瀧波」。
歴史もさることながら、“人と湯”に癒されるお宿の魅力を本編「客室・温泉」と「お食事・アクティビティ」編の二つに分けてご紹介。
実際に私yoshida.fが取材した生の情報を交えてお届けします。

駅からすぐに出逢える絶妙に今昔が調和された宿

東京駅からチェックインまで約2時間半という好アクセスな地に立つ「山形座 瀧波」。
創業100余年のこの老舗旅館は、2017年に全館をリノベーション。古き良きものはそのままに、現代のニーズに合わせてモダンに美しく生まれ変わりました。

伊達政宗ゆかりの茅葺の門をくぐると現れる築350年、上杉藩時代の大庄屋を移築した母屋。屋敷の上からは、江戸時代に作られた火伏の面が見守っています。

宿に一歩足を踏み入れると、目の前に広がる「1916」と創業した年を名にしたラウンジ。築350年という時を感じさせない、モダンな空間に心を奪われます。

冬には暖炉に火が灯り、お宿のスタッフの方がこまめに火力を調整してくれます。細かい心遣いがうれしいですね。
ちなみに暖炉で使用している薪は、赤湯の地で育った木なんですよ。

お宿に着いたら、ウェルカムドリンクとお着き菓子をいただきます。
伊達政宗にちなんで「ずんだシェイク」と「じんだん(山形でのずんだの呼び名)餅」そして「なた漬け」、すべて宿のオリジナル。荒く擦られて、ずんだの食感も楽しめるシェイクと作り立てのお餅の美味しさに、着いてすぐ胃袋を掴まれました。
そうそう、ドリンクはお酒好きな方のために地酒も選べますよ。

約300年の歴史ある蔵を客室としてリノベーション

「山形座 瀧波」のお部屋は「KURA」「SAKURA」「YAMAGATA」の3つのタイプがありそれぞれで設えが異なります。
写真にあるのは「KURA」。約300年前に造られた米蔵や蔵座敷などを客室としてリノベーションしています。

「KURA01 蔵王石露天風呂付KURAスイート」。まさに蔵そのものの重厚さを感じさせる入口。

大正末期に立てられた蔵座敷。時の首相・濱口雄幸を迎えるために建てられた迎賓館。三間続きで115平米という贅沢な広さ。今回のリニューアルで、床はブラックウォールナットに変え、時を追うごとに味わい深くなるようにしたそうです。

古き良き時代の香る空間に、CARL HANSEN&SONのチェアー。この新旧のバランスの妙が素晴らしく、センスの良さがうかがえます。

欄間など、現代では再現できない設えに息を飲むばかり。

お部屋からお庭を独り占め。お庭の澄んだ空気をいっぱい吸い込んだら、背筋がしゃんとしました。

こちらは「KURA02 蔵王石露天風呂付 メゾネット」。1階がリビング、2階がベッドルームのメゾネットタイプのお部屋です。

正面には専用の庭が広がり、床材は桜の木。お部屋はほんのり桜の香りが漂います。

2階のベッドルーム。天井に見える300年の歴史ある栗の木の梁。曲線がとても美しく、滅多にお目にかからない代物に見入ってしまいました。

校舎をリノベーションした客室と山形の文化を感じる客室

こちらは小学校の古い校舎をリノベーションした宿泊棟にある「SAKURA」タイプのお部屋の一室。
お部屋や客室露天風呂からは日本庭園の桜が眺められます。

こちらは山形で造られた家具や作家の作品が備わっている山形を感じる客室「YAMAGATA」。なかでも写真の「YAMAGATA06 檜露天風呂付 和洋室ツイン」が、「山形座 瀧波」の社長がお気に入りのお部屋だとか。
その理由は、このお部屋にだけある2畳ほどの瞑想ルームがあるからだそう。

実際に、社長に瞑想していただいたので記念に撮影。その後に私も体験させていただいたのですが、心の底からリラックスできる空間で頭の中がスッキリした気分になりました。

まじりっけなし“生まれたての温泉”を味わう

客室すべてに露天風呂が備わっており、1階は全て蔵王石をくりぬいた浴槽、2階は檜の浴槽となっています。もちろん、客室露天風呂でも赤湯温泉が愉しめます。
実は「山形座 瀧波」の赤湯温泉へのこだわりは半端ではないんです。

リニューアル前は100トンタンクに温泉を溜め、そこから各浴槽へ供給していました。ですが、それだと湯の花がタンクの底に沈殿してしまったり、源泉が空気に触れて劣化してしまうなど、本物の赤湯温泉を味わえないと思ったそうです。
そこで「山形座 瀧波」の湯守(湯を守る人)たちは、今回のリニューアルを機にタンクを止め、源泉から直接浴槽へ湯をつなぎ、空気に一切触れていない“生まれたての温泉”を堪能できるようにしたのです。

それだけではありません。源泉の温度は約58度、これを毎日の気温などから計算し、湯の供給量を調整することで43度の適温にしています。まじりっけのない“十割源泉”をゲストに味わってもらいたいという湯守たちのこだわりです。
赤湯温泉を最高の状態でゲストが愉しめるようにと願う、お宿のスタッフの方の想いも溶けた素晴らしいお湯は、このお宿でしか味わえません。

こちらは、女性用の大浴場。内風呂と巨大な蔵王石をくりぬいた露天風呂の二つの湯浴みが愉しめます。
こちらも源泉からの湯は、浴槽の底から噴き出すようになっているため、いっさい空気に触れることがない「生まれたての源泉」です。

このお宿でしか出会えないであろう巨大な蔵王石のお風呂。手足をいっぱいに広げて、山形の自然を感じてみてください。

こちらは男性用の大浴場。お部屋でも湯浴みが愉しめるため、独り占めできる機会が多いかも。

質の高い赤湯温泉は飲泉としても重宝されています。宿の玄関を出てすぐのところに飲泉処が。硫黄の香り豊かに、身体の中から赤湯温泉がしみ込むのが感じられます。糖尿病や痛風、ストレス軽減にも効果が期待できるそうです。

山形の人の温かみを感じるラウンジ「1916」でのパフォーマンス

お食事前の時間帯に、ラウンジ「1916」で行われるパフォーマンス「花笠音頭」。
例年8月に行われる山形名物の「花笠まつり」を、お宿のスタッフの方が踊って見せてくれます。宿泊者の参加も可能で、私も参加させていただきました(笑)。
スタッフは全員山形の人、温かみがあってとても素敵な方たちでした。

取材をさせていただき、感動したことは温かい人と湯。
社長自らもゲストへサービスを行うなど、垣根のない触れ合いがとても心にしみました。そして温泉。正直、取材が忙しく1回しか入浴ができなかったのですが、それでも次の日の夜までお肌の調子が良いんです。かなりの乾燥肌でクリームが手放せない私なのに。これが赤湯温泉、これが「生まれたての源泉」だと実感しました。
ぜひ、この感動をあじわっていただきたい。
お食事とアクティビティの模様は、もう一つの記事「【滞在記】山形愛を体感する食とアクティビティ」でご紹介します。こちらもご一読ください。

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山形座 瀧波

山形県/赤湯温泉

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