FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

FOLLOW一休コンシェルジュをフォロー

【滞在記】山形愛を体感する食とアクティビティ
クローズアップ

【滞在記】山形愛を体感する食とアクティビティ 山形座 瀧波(山形県/赤湯温泉)

山形新幹線「東京駅」から乗り継ぎなしの「赤湯駅」を降り車で約5分。開湯925年という歴史と伝統を誇る赤湯温泉が湧き出る地に佇む「山形座 瀧波」。
歴史もさることながら、“人と湯”に癒されるお宿の魅力を本編「お食事・アクティビティ」と「客室・温泉」編の二つに分けてご紹介。
本編では、私yoshida.fが五感で体験したお宿の美食と赤湯温泉の美しい景色をお届けします!

ライブ感満載のオープンキッチン

2017年、フルリニューアルし美しく生まれ変わった「山形座 瀧波」(詳しくはコチラ【滞在記】山形・赤湯温泉に佇む“人と湯”に癒されるモダン宿)。
朝夕とお食事をするレストラン「1/365」は、コの字型のカウンターが特徴的なオープンキッチン。個室も用意されていますが、できればカウンターでのお食事がおすすめです。

夕食前の17時ごろに「瀧波」では「蕎麦打ちパフォーマンス」が開催されます。
打ち手は社長自身。それまではスーツでゲストを迎えていましたが、この時だけは作務衣に着替え、十割蕎麦を粉から心を込めて打っていきます。
社長はもちろん蕎麦職人ではないですが、このパフォーマンスのためにちゃんと修行をしたそう。“やるなら徹底して”ゲストを愉しませようとするこのプロ意識が素敵です。

お蕎麦を打ちながら、宿や赤湯温泉の魅力をお話してくれます。“十割蕎麦”にこだわっているのは、宿の温泉がまじりっけなしの“十割温泉”だから。同じ純度100%を違うカタチで表現するのは面白いですね。
完成したお蕎麦は、夕食にいただきます。

「蕎麦打ちパフォーマンス」の後は、地酒のテイスティングと続きます。「瀧波」の夕食の魅力の一つが「料理と地酒のマリアージュ」。お食事と一緒に出される地酒を、ちょっと早めに味見できます。

今回は計6種類の地酒。社長が一つひとつ丁寧に紹介しながら各ゲストに注いで回ります。
社長は話が上手で、説明にも聞き入ってしまいました。

料理長が魅せる!夕食エンターテインメント

18時半、レストラン「1/365」のオープンキッチンに料理長・大前さんが立ち、夕食がスタート。

「瀧波」には、季節の料理や今月の一品などは存在しません。旬は日々変わるもの、一期一会の想いを大切に“今”この一瞬しか味わえない“山形の味”を楽しませてくれます。

食材は全て県内産、無農薬有機栽培されたお野菜、使用している調味料は天然醸造など、ここでは書ききれないほどのこだわりがあります。
写真の香箱ガニ、真鱈の白子は庄内から。その日仕入れたものを、もっとも美味しいと感じる調理法でいただけます。

地酒とのマリアージュは、先ほどのテイスティング同様に社長がサーブしてくれます。
地酒の紹介と合わせたポイントも教えていただけるので、しっかりと味わうことができました。

「焼蕪と地酒のマリアージュ」。実をくり抜き、中は蕪のスープになっています。もちろんこの蕪はただの“カブ”ではありません。無農薬有機栽培、しかも宿の前にある雪室で熟成させたものなんです。だから甘みが増していて、皮ごと食べられるほど。
蕪本来の味を生かすため、味付けはほぼしていないそうです。地酒との相性も抜群でした。

メインディッシュの米沢牛。醤油麹と雪下(ゆきのした)だいこんソースでいただきます。

そしてもう一つのメインディッシュがこちら。真珠のように輝くお米。「米・食味分析鑑定コンクール」で何度も金賞を受賞している農家の有機無農薬栽培のコシヒカリを使っているそう。
最高に美味しいと感じられたご飯、東京に帰っても思い出しては食べたくなるお米です。
そうそう、この調理はゲストも参加します。詳細は秘密、ぜひお宿で体験してみてください。

シメの一品は、さきほど社長が打った十割蕎麦。香りが豊かで味もしっかりしていて美味でした。

「お夜食に」と、先ほど炊いたお米でおにぎりを作ってくれます。すでにお腹は一杯。でも、美味しいものは入る場所が違うのですね、30分後には完食していました。
お食事が終わると料理長・大前さんや社長達スタッフへ、ゲストから自然と拍手が起こりました。
食事が拍手で終わる光景を初めて見た私。それだけゲストがこの夕食に感動したということなのでしょう。かく言う私も力強く拍手していました(笑)。

夕食の後は、ラウンジ「1916」でカフェやお酒などのフリードリンクで余韻に浸るのがおすすめです。
ちなみに、全館禁煙。喫煙は外、玄関横の喫煙スペースで。外と言ってもストーブがそばにあるので、冬の寒い時期でも震えながら吸うことはありません。逆にお宿のエントランスを見ながらの一服は、普段と違った味わいになると思います。

朝食は今日の美味が詰まった「大庄屋箱膳」をいただく

朝食は、7時半~9時半まで、30分刻みの予約制。出来立てをそのまま味わえるようになっています。朝食は郷土料理が並びます。
写真右側にあるドリンクは、出す直前に絞られた地元産のりんごジュース。そしてもうひとつ右側手前にある白いのがノンアルコールの「甘酒」。有機米の匠が育てた「つや姫」で作られているそう。甘酒のふくよかな甘さが、寝ていた細胞を優しく起こしてくれます。

朝食のお米も「山形の新品種つや姫」。夕食の時のお米と変えるこだわり。食感も異なり、朝食にぴったりのお米で感動しました。
卵焼きは、米を主食に育った放し飼いの鶏卵「米コッコ卵」。それを紅くるり大根と鬼おろしの大根を混ぜたものでいただきます。一品一品のこだわりが本当にすごい。
舌に合わないものが一つもありません、全てが美味しい。山形の美食を堪能させていただきました。

山形・赤湯温泉が好きになる早朝ツアーはいかが?

「山形座 瀧波」でゲスト参加型イベントの一つとしてあるのが、山形・赤湯温泉ツアー。朝の6時半にラウンジに集合し、6代目・須藤さんが案内してくれます。
「開門!」という力強い声と共に、築約400年の門が開きツアーがスタート。

6代目・須藤さんが、赤湯の街歩きが楽しくなる情報を話しながら車で移動します。
写真は赤湯温泉の源泉地にある足湯と飲泉所「あっこポッポ湯」。地元の方は、ペットボトルなどで温泉をここで汲み、料理などで利用しているそうです。

こちらは、5分程度で到着する「稲荷森古墳」。パワースポットとしても有名です。山形最大の前方後円墳(2019年1月現在)だそう。すぐそばにある林も実は古墳で近々発掘作業が始まるとか。もしかしたら赤湯温泉は古墳時代からあり、古代の偉い人たちが湯浴みを愉しんでいたのかもしれません。

古墳を登り、見えた朝焼けの美しさ。ただただ、黙って見入ってしまいました。
ちなみに、この「稲荷森古墳」で6代目・須藤さんの若い時のエピソードは必聴ですよ(笑)。

こちらは「白竜湖」。赤湯温泉の水田地帯にある湖で、こちらもパワースポット。この湖の水が湯となり、畑を育てるなど、赤湯温泉をカタチ作っているんです。
野鳥も多く飛来するため、バードウォッチングにぴったり。

最後にツアーの目玉「雲海」を見に行きます。
雲海を見るのはこの白竜湖から撮影した写真に見える山頂の白い部分。

ズームアップするとこちら。真ん中に見える黒い点は、パラグライダーのようです。あそこまで車で登ります。

雪道も難なく頂上へ進む6代目・須藤さんのドライビングテクニックに脱帽。

雪景色。私は、祖母が秋田、祖父が山形出身ですが生まれも育ちも東京。雪道には慣れていないから歩くのが大変。

慣れない足取りで進んだ先に見えた絶景。右下には前述の白竜湖。左上にはパラグライダーが。
本当ならここは雲海を見ることができるパワースポットなのですが、この日は時間が間に合わず。でもこの美しい景色は見ごたえ十分。気が付いたらこのスポットだけで50枚以上撮影していました。

6代目・須藤さんが温かいコーヒーと100%山形リンゴジュースを持ってきてくれました。絶景を見ながらのリンゴジュースは最高。
春や夏にはここにテントを立てて、ゆっくり過ごすこともできるそう。でもこの絶景を知ってしまうと、雪の中で雲海が見たいと思ってしまいました。

街の絶景、澄んだ空気、木々の香り、湯の温かさ、自然の静けさ、まさに五感で赤湯温泉を感じられるツアー。朝6時半と少し早いかもしれませんが、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。
「山形座 瀧波」を離れる時、とても寂しい気持ちになりました。宿のスタッフさん一人ひとりが素敵な方ばかり。
グイグイと前に来ない東北ならではの距離感が、気を使わないでいられる寛ぎの時間を与えてくれます。
また逢いたくなる、愛したくなる山形にココで出会えます。

00002496

山形座 瀧波

山形県/赤湯温泉

この記事が気に入ったらシェア!

エリアから探す

人気のエリア

全国のエリア

人気のテーマ特集