2022年11月、オーベルジュとしてエレガントに生まれ変わった「登大路ホテル奈良」。滞在記の後半は、札幌の「レストランモリエール」が監修する新しいダイニングをご紹介!唯一無二の美食体験をお届けします。
目 次
五感を魅了する「食」と「音楽」に出会う「レストラン ル・ボワ」

上質な大人の滞在が叶う「登大路ホテル奈良」はリピーターが多く、記念日や新年など特別な日のディナー滞在を楽しむゲストが多いそうです。今回のリニューアルにより、ホテルのメインダイニング「レストラン ル・ボワ」は、札幌でミシュラン三つ星に輝く名店「レストランモリエール」が監修。地元奈良と北海道の食材を組み合わせ、新たなる美味しさを味わうことができるとあって、期待が高まります。

内装も、クラシカルなイメージから丸みを帯びた有機的なイメージに刷新されました。

レストランの奥には、スタインウェイのグランドピアノが置かれています。定期的にダイニングコンサートを開催しており、国内外のコンクールで数々の受賞歴を有する気鋭の音楽家によるプログラムを楽しめるそう。季節を彩るフレンチと共に、瑞々しい音楽を楽しめる、まさにここだけの特別な時間ですね。
その日、その時の旬を味わうディナー

お待ちかねのディナータイム。シャンパンと共に、お料理は生ハムといちじく、玉葱のタルトといったアミューズからスタート。

とうもろこしの冷製スープは、茹でたてのとうもろこしを齧りながらいただきます。熱いものは熱く、冷たいものは冷たい状態で、温度も含めて香りや食感をまるごと味わう、そんな体験ができるのも、このレストランならでは。


揚げたての香り高い枝豆のフリットは、野趣溢れる盛り付けで。「ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュール リー」の白ワインと共にいただきます。爽やかな酸味とほのかな塩のニュアンスが、枝豆の青々とした旨みにマッチしました。

続いて、季節野菜としてブロッコリーが供されます。夏のブロッコリーは旨みがたっぷり!こちらのブロッコリーも、素朴ながら野菜の瑞々しさや甘さをダイレクトに感じました。卵黄、パルメザンチーズ、フロマージュブランのソースを合わせると、カルボナーラ風に変化します。

続いて、奈良で古くから栽培されている「大和丸なす」に「ひもとうがらし」をリードヴォー(仔牛の胸腺)と合わせた一品。ポートワインのソースと絡み合い、それぞれのしっかりとした食感の組み合わせが秀逸で、高いセンスを感じました。

毛ガニのリゾットは、エスプーマのような泡の下にゴロゴロと毛ガニの身が詰まっていて、食べ応え抜群!

メインには、奈良のブランド豚・ヤマトポークをキャラメリゼしたもの。豚足が詰められたジャガイモと共にいただきました。

赤ワインは「シャトー・ファーゲェロール」の「シャトーヌフ・デュ・パプ」。カシスやベリーなどの果実味とスパイシーなニュアンスで、ヤマトポークのジューシーな肉質にマッチしていました。

メインの後のフロマージュは、ラクレットチーズをお花のように薄く切り上げたタルティーヌ風の一品で、お腹も大満足。

デザートは、トマトコンポート。トマトのエキスを使ったシャーベットの下に、甘酸っぱいトマトのコンポートが隠れています。


続いて、奈良の地酒「豊祝」を升から注ぐプレゼンテーションで盛り付けられるババ(サバラン)を。柔らかさと優しい甘さで、コースのラストを飾るボリュームたっぷりな一品でしたが、気付いたら完食していました。
素材そのものが美味しいこと、優しい味付けのものが多いこと、そしてワインとのハーモニーが素晴らしいこと。このディナーをいただくために「『登大路ホテル奈良』に泊まりたい!」と思ってしまうような、記憶に残る夕食をいただくことができました。
市内屈指のオーセンティックバーで、銘酒に酔いしれる

ホテル内にある「THE BAR」は、クラシックインテリアの重厚な趣が特徴です。シングルモルトウイスキーを中心に、さまざまなボトルがバックバーを飾ります。


バーテンダーの方が作る渾身の一杯を求めて、地元のバー好きの方が足繁く通われているそうです。食前や食後に、古都の旅路の余韻に浸る、特別なひとときを楽しんでみては。
幻想的な古都の夜景を眼下に収める、手作りのアクティビティ

スタッフのホスピタリティの高さで定評がある「登大路ホテル奈良」ですが、リニューアル後はさらにパワーアップ。日々、ゲストに喜んでいただくためにできることを行動に移されているそうです。
今回ご提案いただいたのは「お水取り」の名で知られ、観光名所の一つである「東大寺二月堂」を巡るナイトウォーキング。途中までタクシーで送迎していただき、スタッフの方のご案内で仏堂の舞台を目指します。

昼間の景色とはまた違った表情を見せる高台の風景は、とても幻想的でした。自分では思いつかない旅の提案をしてくれるのも「登大路ホテル奈良」ならではの魅力ですね。
滞在のフィナーレを締めくくる、忘れられない朝ごはん

朝食も「レストラン ル・ボワ」にて、窓から見える自然に癒されながらのスタート。

席に着くと、スタッフの方がニコニコと焼きたてのクロワッサンと共に現れ、香ばしいバターの良い匂いで空腹が刺激されました。実は前日、夕食後に朝食開始の時間についてお話したのですが、ゲストが着席するタイミングでクロワッサンを焼き上げることにこだわっているのだとか。

搾りたてのオレンジジュースにフレッシュなサラダ、カプチーノと共にサクサクのクロワッサンを頬張ると、口の中が焼き立ての生地の柔らかさと濃厚なバターの風味に包まれます。

洋食のチョイスは、華やかな盛り付けのエッグベネディクト。

卵を割ると黄身が白くてびっくり!ヤマトポークにグリュイエールチーズ、トリュフソースが絡み合った、初めて食べる美味しさです。

焼きたてのブリオッシュは、各テーブルに一斤用意されています!食べきれない分はお持ち帰りしました。

デザートに食後の飲み物と、朝食もフルコースのようなボリュームで活力が沸いてきます。

和食は白味噌のお豆腐にお粥、梅干しに奈良漬け、お浸しなどが用意されます。
優しい味付けにほっとする朝ごはんで、どちらを選ぶか迷ってしまいますね。

レストランにはテラスも併設しており、気候の良い時期にはテラスでお茶をいただくこともできます。
美食の宿「登大路ホテル奈良」での滞在は「このホテルに来るために奈良を訪れたい!」と思えるような素敵な体験があちこちに散りばめられていました。歴史と文化が薫る奈良で、ここにしかない旅の思い出を、あなたも作ってみませんか。
前半の記事はこちら:
【滞在記】古都・奈良の庭園に佇む全13室の大人の宿で、贅沢な休日を満喫
https://prdikyuconcierge.ikyu.com/concierge/92467
登大路ホテル
奈良県/奈良市 近鉄奈良駅より徒歩3分












